令和6年度西条YEG会長ブログ

~心想心理を気の向くままに~

眠さを何にたとえよう

皆さん。

ほんわかと暖かい気候になるこの季節、眠たくなってきますよね。わかります。

そんなときによく思い出すワードに「春眠暁を覚えず」という言葉があります。

あまり文学に興味のない私でもよく耳にする程の有名なフレーズですね。

この言葉が生まれたのは中国:唐の時代。

「春暁」という漢詩の冒頭部分なのですが、冒頭というからには当然続きがあります。

詳細を述べるようなことはしませんが、まぁ要約しますと

 

春って寝たらヤバイ気持ち良いよねー

もう朝になったとかマジ分かんないし、むしろ朝起きるのとか無理過ぎw

ってか、鳥の鳴き声めっちゃ聴こえるんですけどwwまじウケルww

夜とか雨ガンガンだったしぃ、花なんかマジ散りまくってんじゃない?

 

的な意味だったと思います。たぶん。

要は「春の睡眠って気持ちいいので、朝になってもなかなか起きれない」ということです。

私なんかは「一日中ずっと眠たいのは春のせい」って感じで使ってしまうので、よくよく考察すると微妙に違いますね。

ちょっとしたイメージの一人歩きでしょうか。

 

ただ中国に漢詩があるように、我が国日本にも随筆という素晴らしい文学があります。

同じ春を題材にしていると言えば、やはり「春はあけぼの」でしょうか。

清少納言の作品「枕草子」の冒頭部分ですね。

受験勉強を思い出します(笑)

 

ちなみにこちらの意味は

なんやいうても春は夜明けの時間が趣があって、ほんによろしおすなぁ^^

的な意味だったと思います。

たしか続きは

だんだんと白くなっていく山際の空が、少しずつ明るくなり、そこに紫っぽい雲が細くかかる風景とか素敵ですものね^^

みたいな感じ?

おなじ春の朝方を描いた文章でも、それぞれに違う風情があって落ち着きますね。

 

GWまでもう一頑張りだ!と、慌ただしく突っ走ろうとしている皆さん。
ヘトヘトに疲れて連休を迎えないためにも、この辺で少しチルタイムを充実させてみませんか?と思う、今日この頃なのでした。

 

※チルタイム

 ゆっくりとリラックスできる時間を過ごすこと。だそうです。

 若い世代の次々に新しい言葉を創り出す能力ってスゴイですね^^;